通気工法
快適性と耐久性の向上
- ■ 断熱効果
- 電気工法の本来の目的は断熱材に障害となる外装体内の湿気の排除。
- ■ 排湿効果
- 本質系構造体を結露や湿気から守り、乾燥状態による腐朽性の除去。
- ■ 止水効果
- 外装材の裏面に空間を確保するため万一の浸水も壁内部に入らない。
- ■ 遮熱効果
- 外装材に当たる直射日光や寒風の熱幅射を通気層で遮断できる。
外装体内に空気の通り道を使って、湿気を放出し住宅の耐久性と快適性を向上させる工法です。外気を取り入れる吸気口と空気を通す通気層、その空気を外に出す排気口を設けて下から上に自然な空気の流れを利用した設計です。
木造軸組ダイライトパネル工法
- ■ 高強度
- 耐力面材(外壁下地材)ダイライトMS9mm厚は軸組工法で壁倍率3.0・枠組工法で3.5の認定を取得。木材並の軽さ(比重0.7)の無機質素材では類がなく、構造用合板(特類)と同レベル以上の耐力性のあることが認められています。ダイライトMSは、住宅の耐震性、耐圧圧力を向上させ、自身や台風に強い住宅の提案を可能にします。
ラッキングテスト(水平加力試験)

- ■ 防腐性
- 写真サンプルは6ヶ月間、土中に埋めていたものです。合板はすでに全体が腐っています。しかしダイライトは腐れに強く、しかも強度の劣化もほとんどないことが確認されました。
土中埋没実験

- ■ 防蟻性
- 白蟻食害試験では、白蟻植付け3週間後においてダイライトは白蟻の死虫率が約90%となり防蟻性も実証。防腐や防蟻性能も無機質エンジニアリングパネルだからこその優れた物性です。
*京都大学木質科学研究所測定
![]() |
測定方法は、(社)日本木材保存協会規格第11号の総合試験に準拠して行った。 |
- ■ 寸法安定性
- 直射日光による屋根温度の上昇や夏冬の激しい気温差、梅雨時の高湿度・・・厳しい自然のなかで常に安定した品質が要求されます。ダイライトMSの9mm厚は24時間吸水で長さ膨張率0.14%・厚さ膨張率2.2%・吸水率は4.5%、吸水による変化が構造用合板よりも少なく、優れた品質安定性を発揮。また「凍結融解試験(300サイクル)」や「煮沸試験」いおいても、写真のように非常に安定しています。
「凍結融解試験」 「煮沸試験」

- ■ 防・耐火性
- ダイライトMSに、実際に強力な炎を吹き付けてみました。決して一気に燃え上がったりせず、壁面の裏側に火が回りにくいことが確認できます。このように、火災に強い家造りには外壁下地材の防火性能も重要。ダイライトとサイディングの外壁を合わせた二重の防火材料で家全体を覆うと、さらに火災に対する強さが向上します。万が一の火災時にも家族が安全な場所へ退避する時間が確保できること、これがダイライトの安全性能です。
燃焼試験
同じ条件で3つの素材の燃焼試験を行いました。試験結果を比べてもダイライトがいかに燃えにくい素材であるかお分かりいただけると思います。

地盤調査(スウェーデン式サウディング)の実施
- ■ 地盤の強度
- 地盤の強度は、地上から目で見るだけでは判りません。付近の地形や歴史的経緯の考察、何より実際に調査することが重要となります。スウェーデン式サウディングを採用し、素早く、的確な耐久力の調査をいたします。
![]() |
スウェーデン式サウディング試験とはスウェーデン式サウディング試験(JIS A 1221)は、加重による貫入と開店貫入を併用した原位置試験であり、土の静的貫入抵抗を測定し、その硬軟または締まり具合を測定するとともに土層構成を把握することを目的としています。この試験方法は、装置の操作が容易で迅速に測定ができます。 現在最もポピュラーな地盤調査法といえます。 |
地盤改良
■ 地盤調査の結果によっては、基礎の変更や地盤改良が必要な場合があります。調査データを分析し、最も効果的で経済的な補強プランをご提案いたします。
給湯・給水のヘッダー配管
■ 汚れやサビに強く、清潔です。高性能樹脂管なので、水道水に含まれている塩素などの薬物に優れた耐食性を発揮します。パイプの内面が非常になめらかで汚れやサビの発生がなく、衛生的で安全なシステムです。耐久性にも優れ、自由自在に曲がるため、水漏れの原因になる接続箇所が少ないので安心です。メンテナンスも簡単、接続箇所が少なく、しかもヘッダー部は点検、管理がしやすい場所に設置できます。安定した湯量を保ちヘッダー配管は、各水周り設備への単独配管になるため同時使用の給水・給湯量が安定します。
