基礎はベタ基礎
■ 耐震性向上 ベタ基礎により地盤と基礎が一体化し、従来の布基礎に比べ安定感にすぐれています。建物自重・積載荷重を分散し、均一に受ける構造なので、より一層の耐震性が向上します。 |
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■ @200・W150 公庫基準以上の20cmピッチ配筋。 さらに基礎立上り幅も15cmで耐久性UP。 |
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■ 不等沈下防止 建物をコンクリート基礎全体で支え、上からの加重を平均的に地面に伝えるので、不等沈下(基礎や構造物が部分的に沈下する現象)を防止できます。 |
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■ 防蟻効果 従来の布基礎のように床下が土ではなく、コンクリート一体型仕上げなのでシロアリ被害を防止できます。 |
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■ 防湿性 防湿ビニルシートを基礎コンクリートの下に敷きこみ、土中から湿気が上がるのを防止します。これにより床下の腐食を防ぐことができます。 |
床下換気は基礎パッキン
1. 基礎と土台の 「クサレ縁」 を絶ち、腐れを防止
■ 従来の基礎と土台のジメジメした関係 ■ 土台パッキンで縁切りをした基礎と土台のドライな関係

- ■ 土台の腐食防止
- 従来は基礎の上に土台を設置していました。これにより基礎のコンクリートと、土台の木部が常に接していたわけです。当然コンクリートは外部からの水分を吸収します。そのコンクリートと土台が接して入れば、土台にも悪影響が出るのは当然です。しかし、基礎パッキンでは、基礎と土台の間に空気層があるわけですから、コンクリートの湿気は土台には伝わりません。常に土台は乾燥した状態を保つことだできるのです。
2. 全周換気で 「コモリ」 を無くす
■ 従来の床下換気口はスポット換気で湿気がコモリがちだった。
■ 土台パッキンでは、ほぼ全周にわたる。スリット換気で湿気のこもり部分がありません。

- ■ 床下の換気性能UP
- 従来の換気口による換気に比べて約1.5~2倍の換気性能があるとされています。換気口による換気の場合、換気口に近い部分は換気されますが、建物の4隅などは空気がこもりがちになり十分な換気はできません。また換気口の近くに物を置かれていたり、隣家が隣接していて換気口本来の役割を果たしていないケースもよくあります。そのような部分の床下はどうしても湿気がこもり、蟻害や腐朽菌の増殖が進みます。基礎パッキンは、建物形状や風向きなどに影響される事なく、常に床下の換気ができるのです。
3. 「切欠き」 無しで、すっきりした基礎まわり
■ 従来の床下換気のスポット換気では基礎配筋の補強など、面倒な工事が必要です。
■ 土台パッキンでは、面倒な切り欠き加工が省略でき均質な強度のすっきりとした基礎まわりに仕上がります。

- ■ 基礎の強度UP
- 換気口による換気では、当然基礎に換気のための開口部を設けます。その為基礎の強度も開口部のないばあに比べて落ちてしまいます。また、換気口の周りがひび割れてくるといったことも良くあります。基礎パッキンでは、基礎に開口部を設けずに床下の換気ができるので、優れた工法です。
4. 「土台パッキン」 の強度も安心
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■ 土台パッキン25-R・20の強度試験では圧縮に対しては10tの荷重をかけても異常がありません。 また水平せん断に対する耐力は5tを超えて安全性が確認されています。 |
■ 強度は木材の3倍以上、耐久性は半永久的です。また土台パッキンはポリプロピレンを使用しているため、耐薬品性にも優れています。 |
プレカット加工で品質の安定
■ コンピュータ制御により、柱などの接合部(仕口・継手)を加工。手作業のように仕上がりのバラツキや亀裂がない精度の高い部材を作り出します。これにより、接合部の強度がはるかに向上しました。 |
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剛床構造・床束で、強度と耐久性の向上
■ 剛床構造は、構造用合板を、1階床は土台や大引へ、2階床は床梁や胴差等の構造材に直接留め付けています。それにより、各階の床構造が、構造用合板により一体化し、剛性の高い床構面を構成しています。剛床構造の構造用合板は、一般的の在来工法に比べ暑さは2倍以上、局部的な重さに対してもたわない強さと、地震や台風など力を壁と一緒に支える剛性を実現しました。 |
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■ 床を支えるゆかたばは、一般的に木材が多く使用されていますが、弊社は剛性などの耐久性・耐候性の高いものを使い、防蟻・防腐性を高めています。 |
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耐震金物で構造を守る
■ 軸組構造の接合部の強度を高めるために要所要所に火打金物・山形プレート・羽子板ボルト・筋違い金物・ひねり金物などで耐震性を高めています。特に通し柱と隅柱との接合部には、ホールダウン金物で柱と横架材を緊結し、隅角部にはL型に耐久壁を配置するなどして骨太の構造に剛床工法・耐震金物などを使用することで、より良い耐震性を実現します。
