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Y・M 邸は一般的なプランではなく、自分たちの生活志向を表現した |
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玄関は南向きですが、扉で採光が遮られるため、ホール全体に自然光が行き届くよう西側にも開口部を設けています。窓は子供部屋と同様の上下開閉式。下駄箱は造り付けで、天板を曲線にして空間に柔らかさを表現しました。ホールの壁の上部にある四角い窓はデザインアクセントであり、壁の反対側に位置するユーティリティスペースでは採光窓として機能しています。 |
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1階の洗面室に勝手口には西日の強い時や入浴時に外部から人目を遮るようガラス部分にブラインドが付いた扉を採用しました。扉はシアトルからの輸入品。機能だけでなくカラーやデザイン、ドアノブなど外観とインテリアのアクセントとなる製品をセレクトしました。 |
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洋風住宅であってもやはり一部屋は和室がほしいとおっしゃるご夫婦のご意向で1階南側に設けた和室。住まい全体の内装や和室の扉に使用したパイン材とも調和するデザイン、ふすまの上に設けた鴨居、左に見える小さな障子など玄関ホールから和室に入ったときに違和感がないよう細部にわたって工夫を凝らしました。また壁には和の趣を強調するために珪藻土クロスを使用しています。 |
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和室と障子を隔てて続き間の空間は、ご主人の書斎。落ち着いた雰囲気に仕上げるために、南側にはあえて窓を設けずに東側からの柔らかな採光を生かし、シンプルな造りにまとめました。 |
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ご夫婦の寝室は約10帖の広さを確保。窓枠や壁のクロスなど、既製品をうまくコーディネートすることで、、洋館風の独特な雰囲気が演出できました。しかも他の居室とは一味違った休息の空間ににふさわしい落ち着きが漂っています。また寝室に併設して手持ちの家具に合わせたサイズのウォークインクロゼットのほか、多くの蔵書が収納できるクロゼット式の本棚も造りつけています。 |
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収納スペースを十分に確保してほしいというご夫婦の要望で2部屋ある子供部屋の一室には屋根裏を活用した収納スペースを設けました。 |
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Y・M 邸は、ご家族のくつろぎと憩いの空間であるLDKをご夫婦の強いご要望で2階南側に配置。南側の大きな開口部と1階では実現しえない約4,300mmの勾配天井の効果が相まって爽やかでのびやかな空間が実現しました。空間の広がりを損ねないようテレビとオーディオセットのデッキや飾り棚などは、サイズを周到に検討した上ですべて造作、ダイニングスペースも同様に、購入されるテーブルや椅子に合わせて空間設計しました。ほのぼのした色調の壁、天井一に施したタイルのボーダー、外観のアクセントにもなっている半円形の窓やフラワーボックスなど、個性的でユニークな意匠を積極的に取り入れることで、海外の住宅を感じさせるオリジナリティ溢れる住まいに仕上がりました。またLDKも造り付け家具を除き、大半は、既製品を使用し、デザインや配色などコーディネートの工夫によって全体コストを上回る価値が感じられる空間になりました。 |
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